要約
質問は、なぜ個人投資家がインデックス投資のコスパの良さを知りながらも、短期的に個別株を売買するのかについてです。回答1では、学校の勉強や自己投資の重要性、友達作りなど幅広い投資視点が述べられています。回答2では、インデックス投資がコスパを損なう可能性や、積極的な投資の重要性が指摘されています。回答3では、毎月の収入の一部を株に投資する戦略や脱出ゾーンの計算、アーリーリタイアの考え方が提案されています。回答4では、長期的な戦略とリスク計算に基づく資産形成や投資の重要性が強調されています。これらの回答から、個別株売買の魅力やリスク、投資戦略の多様性が示されています。
以下はQuora(クオーラ)というQ&Aサイトの問答の要約と問答のリストです。個人の回答であり、確定情報ではないことをご理解してご覧ください。
なぜインデックスを積み立て投資するのが最もコスパが良いと分かっていながら、多くの個人投資家は短期で個別株を売買してしまうのでしょうか?
回答1
投資はしたほうがいいと思いますよ。
ただ投資って株だけじゃないんですよ。
学校の勉強はもちろんだけど、友達を沢山作る事。それらすべてが投資なんだよなー。
と、昭和のおっさん全開で語るとすればそうなるw
三女(23)曰く。「でたよ、新橋のおっさん」と、いっちょまえに都内で接待する事も増えたのか愚痴がOLっぽくなってきたw
けど敢えていいましょう!
・学校の勉強
これもね。考え方色々あるんです。私は学校大嫌いだったので勉強してきませんでした。そんな自分を棚上げして言うのもなんというか。アレなんですが。
勉強をしろ。ってんじゃないんですよ。
勉強に興味を持て。というのが本質かなぁ。と思うんですね?
学生時代って、
①私のように勉強しない・興味ない人 1%
②勉強は好きではないが、言われた事はしようと思う人 98%
③勉強しろなんて誰も言わないけど楽しくって沢山勉強しちゃう人 1%
という感じですかね?
ここで勉強したほうがいいよーといって②に属するのであればあまり意味がない。
自分自身に投資する。というのは③の領域に入る事を意味します。
そういう意味で学校の勉強は自分自身への投資になります。これはサボった自分が悪いとは思うし、人生やり直せるなら正直言えばもう少し勉強しておけばよかったなと。思うわけですが。
そして学校の勉強に留まらず、株の勉強でもFXの勉強でも好きなダケすればよいと思います。興味をもったものを学ぶのはとても
投資はしたほうがいいと思いますよ。
ただ投資って株だけじゃないんですよ。
学校の勉強はもちろんだけど、友達を沢山作る事。それらすべてが投資なんだよなー。
と、昭和のおっさん全開で語るとすればそうなるw
三女(23)曰く。「でたよ、新橋のおっさん」と、いっちょまえに都内で接待する事も増えたのか愚痴がOLっぽくなってきたw
けど敢えていいましょう!
・学校の勉強
これもね。考え方色々あるんです。私は学校大嫌いだったので勉強してきませんでした。そんな自分を棚上げして言うのもなんというか。アレなんですが。
勉強をしろ。ってんじゃないんですよ。
勉強に興味を持て。というのが本質かなぁ。と思うんですね?
学生時代って、
①私のように勉強しない・興味ない人 1%
②勉強は好きではないが、言われた事はしようと思う人 98%
③勉強しろなんて誰も言わないけど楽しくって沢山勉強しちゃう人 1%
という感じですかね?
ここで勉強したほうがいいよーといって②に属するのであればあまり意味がない。
自分自身に投資する。というのは③の領域に入る事を意味します。
そういう意味で学校の勉強は自分自身への投資になります。これはサボった自分が悪いとは思うし、人生やり直せるなら正直言えばもう少し勉強しておけばよかったなと。思うわけですが。
そして学校の勉強に留まらず、株の勉強でもFXの勉強でも好きなダケすればよいと思います。興味をもったものを学ぶのはとても頭に入りますから。
・ともだち
大人達は基本的に世代が違います。味方を作るなら最優先で同世代です。
ただ年上との付き合いも上手なほうが望ましいですけどね。優先度というか一番大事にしないといけないのは同世代の友達です。
より多くの同世代の価値観を共有し、我々おっさんの凝り固まった固定概念をぶち壊していくのは質問者様のような若く何も知らない素朴な疑問一つから崩壊が始まるものです。
大人達に洗脳されないように。
と、自分自身への投資が一番ええぞー。と新橋で飲んでるおっさんが言ってますが。
中学生さんはまだ親の庇護下にあります。ちゃんとご両親と相談の上、ご自身の行動を決定してください。
ご両親が私の意見を全否定されたら、それが貴方の家のルールですから。そっちのほうが正しいという事になります。
ご注意下さいませ。
回答2
最もコスパが良いのは個別銘柄を安い値段で買って、短期間で高く売ることだからです。当然リスクを伴いますが、コスパを重視する運用なら、リスクは嫌だというのは虫が良すぎます。
積立投資は価格に対する潜在的価値を無視して買い続けるので、結局は値下がり、値上がり両方に対して結果の大きさが小さくなるので、投資そのものの魅力を薄めてしまいます。老後資金の準備のような場合、長期間かつ大きな投資になる割にはうまくいっても、利益が小さいのでコスパは悪いと思います。
回答3
毎月の給料の10%を株に投資する。
なるほど。非常に深いですね。この1行にはかなりの洞察が入ります。
まずは毎月の給料を10%セーブするという部分に関しては、疑う事なく良い事だと思います。
ほとんどの人が気づかずにやっている事として、収入の全てを消費で使ってしまうと、どんなに収入があっても、資産が増えませんので、実は金回りが良いと思っている人ほどこの罠にハマってしまい、結局年収うん億円稼いでも資産ゼロで困っている人は五万といます。おまけに前年度の所得税に追い詰められてもう詰んでしまっている方も。。。
さて、ではその残した10%をどうするか?これが焦点ですね。10%は、あくまでも消費・ギャンブルの様に確実に期待値が0以下(元本が確実に減る)の様なものに使わないと固く心に決めたという風に解釈しますと、恐らく使い道としては以下の様になるのかなと思慮します。
①貯金する。 銀行に入れるとその時代における金利がつきます。80年代の日本だと年率7%なんて時代もありました。ただし、足元はほぼ0%ですね。年率で3%以上付く国はブラジル、インド、メキシコあたり。トルコなんていう超絶リスクを取ると10%以上などという方法もありますが、基本的には国債ですらデフォルトしそうなリスクの高い国々なのは間違いありません。先進国においてはほぼ0%、1部の国ではガチでマイナス金利(利息を取られる)という事を覚悟した方が良さ
毎月の給料の10%を株に投資する。
なるほど。非常に深いですね。この1行にはかなりの洞察が入ります。
まずは毎月の給料を10%セーブするという部分に関しては、疑う事なく良い事だと思います。
ほとんどの人が気づかずにやっている事として、収入の全てを消費で使ってしまうと、どんなに収入があっても、資産が増えませんので、実は金回りが良いと思っている人ほどこの罠にハマってしまい、結局年収うん億円稼いでも資産ゼロで困っている人は五万といます。おまけに前年度の所得税に追い詰められてもう詰んでしまっている方も。。。
さて、ではその残した10%をどうするか?これが焦点ですね。10%は、あくまでも消費・ギャンブルの様に確実に期待値が0以下(元本が確実に減る)の様なものに使わないと固く心に決めたという風に解釈しますと、恐らく使い道としては以下の様になるのかなと思慮します。
①貯金する。 銀行に入れるとその時代における金利がつきます。80年代の日本だと年率7%なんて時代もありました。ただし、足元はほぼ0%ですね。年率で3%以上付く国はブラジル、インド、メキシコあたり。トルコなんていう超絶リスクを取ると10%以上などという方法もありますが、基本的には国債ですらデフォルトしそうなリスクの高い国々なのは間違いありません。先進国においてはほぼ0%、1部の国ではガチでマイナス金利(利息を取られる)という事を覚悟した方が良さそうです。
②株に投資する。 株と言っても幅広いです。インデックスに投資するとその国に丸ごと投資するイメージですね。個別の株もありますし、もっと言うと、お友達が経営する未上場会社なんていう事もありそうです。
要は、①か②のどちらが有利なのかという事に帰結しそうです。
ではどちらが有利なんでしょう?
まずは給料などの労働賃金などは、ざっくり乱暴に言ってしまうと、インフレ率などに左右されます。各国の中央銀行のお題目は基本的にはインフレのコントロールになりますので、中央銀行の貸し出し金利は、インフレに左右され、銀行の貯蓄用の金利も中央銀行の貸し出し金利に左右されます。
つまり給料の10%を貯蓄に回すという事はざっくり乱暴に考えると自分の給料としてもらったまま、そのまま置いて置くという事とあまり大差が無いという事になってしまうかなと思います。(ただし、もちろん消費・ギャンブルからの期待値は0以下(確実に元本割れ)なので、貯蓄自体はより良い行為なのは間違いありません。)
では結論はやはり②の株式投資?という事になるのですが、ここが少しトリッキーになります。株価が下がってしまうと、当然貯蓄で残しておいた方が価値が高く保てるのでそうした方が安全に決まってます。そういうマーケットにおいては、株より貯蓄の方が効率が良さそうですね?
実は日本国の最も大きい企業の一つに、まさに株より貯蓄の方が安全だったという具体的な例があるので、ちょっと見てみましょう。
NTTという、ご存じだとは思いますが、日本最大の電話会社です。87年に119万円でIPOの売り出しがあったのですが、配当込みで30年経って、ようやく利益が出たという記事です。
「過去30年間の配当金を再投資せず手元に積み重ねると約27万円で、合計では上場時の売り出し価格を5万円弱(4%相当)上回る。」
つまり、「再投資せずに」という事は、配当を全額タンス預金にしておけば、やっと得したでしょ?という記事です。まさに日本の失われた30年を象徴するかの様な事象ですね。しかもIPO価格ではなく最高値は318万円なので、マーケットで取得した人は、まさにもう絶対に利益になる事はかなわないレベルです。
この様な株を見てしまうと、もう①貯蓄、②株投資の優先順位は決まってしまいます。当然貯蓄する方が良いに決まってますよね?貯蓄から投資へというスローガンは日本では良く聞くと思いますが、こういうNTTの様な政府保有株ですらこういうレベルの国においては、当然ですが、①貯蓄>②株投資というのは非常に納得のいく事象ではないでしょうか?事実、日本人の貯蓄率は先進国では桁外れに高く、国民の皆さんは、国の挙げるスローガンではなく、実質的な日本国の株式マーケットをよく理解した上での判断という事が言えると思います。
まあここまで話してしまうと、どうしても答えが一つになってしまうのですが、日本のそういう状況のその一方で、米国は株投資というをする上では最強の市場・制度が整っています。
ユニコーン企業を増やすことは国を豊かにすることに繋がるのでしょうか?金持ちを超金持ちにするだけではないでしょうか?に対するKazuhisa Uchidaさんの回答
以下、こちら日経平均とアメリカのS&P500の比較です。失われた30年の比較があまりにも顕著なので、ご参考までに。
つまり給料の10%セーブは資産を増やすには非常に勧められる行為ですが、株に投資するかどうかは環境によってしまうという事ですね。
ただ、やはりちゃんとした株式の成長が見込める国に対しては圧倒的な資産向上の機会になりますので、株式への投資は最も進められる行為である事には疑いはないかと思います。
回答4
一つの理由としては、世界を幅広く見渡していて、リスク計算ができて、長期的な戦略を立てられるならば、このラットレースから抜けられる出口が見えるからかな。
非常にドライな計算をしてみる。子供とか家とか高級車とかが最も高いLiabilityになると思うが、この計算には入れない。
一年にどのくらいあれば快適に生きられるのか。例えば東京の場合。
東京で車無しなら家賃光熱費10万円、通信交通費2万円、食費4万円、お小遣い等3万円、あればそこそこ快適に暮らせるよね?じゃあ月20万円くらいで、年240万円くらい。ほかに旅行費用とかその他もろもろ入れて年間300万円必要ってことにしよう。
現代日本の場合、インフレ率がゼロに近いから、考慮しない。
さて、ラットレースから抜け出すには、投資のリターンで年300万円必要だ。この投資のリターンだけで食っていける状況を、仮に脱出ゾーンと呼ぶことにする。巷ではアーリーリタイアともいう。
特定の会社の株を直接買うのはリスク高いから、リスク分散のためになにかしらのアメリカ系ETFに投資するとする。ポピュラーなやつとしてはS&P 500がある。1926年から続いてるやつで、途中何度か大きな不景気を経験して上がり下がりあるが、1926年から2018年を見ると年リターンが平均10%–11%。1957年から2018年を見ると平均8%。100年近くの歴史がちゃんと証明してる。
まあ別にこの
一つの理由としては、世界を幅広く見渡していて、リスク計算ができて、長期的な戦略を立てられるならば、このラットレースから抜けられる出口が見えるからかな。
非常にドライな計算をしてみる。子供とか家とか高級車とかが最も高いLiabilityになると思うが、この計算には入れない。
一年にどのくらいあれば快適に生きられるのか。例えば東京の場合。
東京で車無しなら家賃光熱費10万円、通信交通費2万円、食費4万円、お小遣い等3万円、あればそこそこ快適に暮らせるよね?じゃあ月20万円くらいで、年240万円くらい。ほかに旅行費用とかその他もろもろ入れて年間300万円必要ってことにしよう。
現代日本の場合、インフレ率がゼロに近いから、考慮しない。
さて、ラットレースから抜け出すには、投資のリターンで年300万円必要だ。この投資のリターンだけで食っていける状況を、仮に脱出ゾーンと呼ぶことにする。巷ではアーリーリタイアともいう。
特定の会社の株を直接買うのはリスク高いから、リスク分散のためになにかしらのアメリカ系ETFに投資するとする。ポピュラーなやつとしてはS&P 500がある。1926年から続いてるやつで、途中何度か大きな不景気を経験して上がり下がりあるが、1926年から2018年を見ると年リターンが平均10%–11%。1957年から2018年を見ると平均8%。100年近くの歴史がちゃんと証明してる。
まあ別にこのETFじゃないといけないっていうわけじゃなくて、例として年利8%くらいだったら世界を見渡せば結構いっぱいあるよーということを言いたいだけ。とりあえずこのゲームプランではちょっと低めに7%ととることにする。
7%でも多すぎじゃね?って思う人もいるかもしれんが、日本も70年代は郵便局の年利だけで7%とかの時代もあったしね。これが貯蓄は美徳という考えが広まった一つの原因だと思う。実際的な話をすると貯蓄ばっかで投資しないと非常に損する。日本の銀行なんて金利ほぼゼロだし。
話を戻して、計算する。
7%のうちの20%くらいは源泉徴収されちゃうので、実際のリターンは0.07×0.80=0.056=5.6%。
つまり脱出ゾーンは3000000/0.056~=56000000。雑に繰り上げてだいたい6千万円くらいの資産があれば、投資のリターンだけで生活できるからもう働かなくてもいいということになる。
もうすでに脱出ゾーンに着いてる人たちはいいとして、じゃあ今から働き始める人たちはどうやって脱出ゾーンにたどり着けばいいのか?
エンジニアの場合、スキルによるところが大きいが平均600万という感じだと仮定。
日本の所得税システムしっかり把握してないのだが、雑な計算で20%だとすると、手取りが480万。
そっから300万引いたら残るのが180万。それをさっきのETFに入れるとするとどうなるか。
以下の投資計算を使ってみる。Pは元手の金、rは年利、tは年数、xは一年間に貢献する金。
target = P×(1+r/12)^(12×t)+x/12×((1+r/12)^(12×t)−1)/(r/12)
Targetは6千万。Pはバイトなんかで稼いだとして100万円、xは180万、rは精算しなきゃ課税されないから0.07。Wolframで計算すると、t=16.7年という答えが出た。
1000000×(1+0.07/12)^(12×t)+1800000/12×((1+0.07/12)^(12×t)−1)/(0.07/12)=60000000 – Wolfram|Alpha
つまり約17年間、エンジニアとして腕を磨くことを怠らずに働き、余ったお金を堅実に貯蓄、、、ではなく、投資しているならば、脱出ゾーンにたどり着けるという計算になる。22歳大学卒業だとして40歳くらいか。
このあとは、楽しみのために働き続けるもいいし、ボランティア活動に熱中するのもいいし、一日中家でFPSプレイしてもいいし、のんびりと南国で暮らすのもいいし、好きに生きれる。
テックが盛り上がってるアメリカだと、これがさらに早送りになる。インフレ考慮でも大体15年くらい。
年に生活するのに必要な出費が30kと仮定。7%から平均インフレ率の3%が相殺すると考えて、rは4%。するとtargetは課税20%も考慮して30000/(0.04*0.8)。Pは10k。例えばオースティンのエンジニアの平均、これもスキルレベルによって大幅に差があるが、毎日能力を発揮し、学ぶことを怠らないなら、100kくらいは妥当かな。んで所得税は24%。
10000×(1+0.04/12)^(12×t)+(100000×0.76−30000)/12×((1+0.04/12)^(12×t)−1)/(0.04/12)=30000/(0.04*0.8) – Wolfram|Alpha
アメリカでいっぱい稼いで、途中で離脱し、日本に帰ってくる前提ならさらに早く、未来も大体1ドル100円くらいであるという大まかな仮定をいれるとTargetは600kで、脱出ゾーンにたどり着けるのは10~11年という計算になった。
10000×(1+0.04/12)^(12×t)+(100000×0.76−30000)/12×((1+0.04/12)^(12×t)−1)/(0.04/12)=600000 – Wolfram|Alpha
計算をシンプルにすんのにいろいろ仮定を入れたからかなーり雑な計算だが、投資マインドセットが若いころからあれば、30~40歳代で脱出ゾーンにたどり着くのは別に超人的な能力が必要ってわけでもない感じ。とはいえ、人生山あり谷ありで途中で交通事故にあってかなりの重傷を負ってしまうとか、いっぱい稼ぐのはいいけど働きすぎのストレスでバーンアウトになっちゃって1年間働けなくなっちゃうとかいうのもあるだろうから、実際はこの予測よりも時間かかると思う。健康に気を付けないといけないのはこのゲームプランの明らかな前提の一つだ。けど、こういうことが可能なんだとわかれば希望が持てるよね。
以上がQuoraでの問答の内容です。これらは個人の意見であり、必ずしも事実ではないことにご注意ください。
元の質問、回答についてはこちらをご覧ください:https://qr.ae/p2sJil
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