こんにちは。
本記事はQuora(クオーラ)というQ&Aサイトから私が参考になった問答を要約したものと問答のメモです。回答は個人の回答であり、確定情報ではないことをご理解してご覧ください。
要約
質問は、iDeCoやつみたてNISAでS&P500 ETFを買う安定感について疑問を持っています。回答1では、iDeCoやNISAでは損失時のデメリットや投資判断の難しさが指摘されました。回答2ではS&P500への投資の一つとしての安定感が述べられました。回答3では、S&P500への積立が一般的であることがアメリカの401Kに例示されました。回答4では、NISAやiDeCoの税金への影響や将来リスクを考慮した上での投資の重要性が強調されました。それぞれ異なる視点からの回答となっています。
IDeCo(イデコ) 、つみたてNISAでS&P500 ETFを買っておけば、取敢えず安泰みたいなツイートをよく見かけますが、本当のところどうなんですか?そんな簡単な話なら既にみんなやってませんか?
回答1
一定期間過ぎたらこの回答を削除しますのでスクショするなりメモするなりして残しておいてください。無料の質問サイトは「本当のところ」を教えてはくれません。タダで教えても差し支えないようなコモディティ化した回答しかされません。
iDeCoは一度設定したコースを頻繁に変更できません。なので経済成長率や人口ボーナスなどの統計的なデータに基づいた選択が良いと思います。
新NISAの積み立て枠については、途中解約してもペナルティが発生しませんので、長期投資に固執せず、経済指標が悪化したら全て売却するのが正解です。
積み立て金額が数百万円のうちは20~30%下落しても損失は知れていますが、長期間積み立てをしていると1000万円を超えてきます。それが30%下落したら300万円の損失になり、精神的に大きなダメージを受けます。年齢が若ければ挽回することもできますが、高齢になるほど難しくなります。
S&P500連動投信を世界でどれだけの人が保有しているのか知りませんが、仮に10億人として、その人たちが老後資金を守るために一斉に売りに回ればもの凄い影響があります。
もちろん早く売って逃げれば傷が浅くて済みますが、残念ながら質問サイトでこのような質問をするような人は判断が遅れるので致命傷になるでしょう。
2024年6月現在はAIバブルの真っ只中で、GAFAMとそこに半導体を納めるエヌヴィディアがS&P500の上昇を牽引し
一定期間過ぎたらこの回答を削除しますのでスクショするなりメモするなりして残しておいてください。無料の質問サイトは「本当のところ」を教えてはくれません。タダで教えても差し支えないようなコモディティ化した回答しかされません。
iDeCoは一度設定したコースを頻繁に変更できません。なので経済成長率や人口ボーナスなどの統計的なデータに基づいた選択が良いと思います。
新NISAの積み立て枠については、途中解約してもペナルティが発生しませんので、長期投資に固執せず、経済指標が悪化したら全て売却するのが正解です。
積み立て金額が数百万円のうちは20~30%下落しても損失は知れていますが、長期間積み立てをしていると1000万円を超えてきます。それが30%下落したら300万円の損失になり、精神的に大きなダメージを受けます。年齢が若ければ挽回することもできますが、高齢になるほど難しくなります。
S&P500連動投信を世界でどれだけの人が保有しているのか知りませんが、仮に10億人として、その人たちが老後資金を守るために一斉に売りに回ればもの凄い影響があります。
もちろん早く売って逃げれば傷が浅くて済みますが、残念ながら質問サイトでこのような質問をするような人は判断が遅れるので致命傷になるでしょう。
2024年6月現在はAIバブルの真っ只中で、GAFAMとそこに半導体を納めるエヌヴィディアがS&P500の上昇を牽引していますが、おそらくあと1年くらいで設備投資が一巡し「夢から醒めて」ガラガラとバブルが崩壊します。おそらく2000年のITバブル崩壊のときと似た状況になり3~5年くらいは日柄調整になります。本尊のエヌヴィディアが崩れたらすぐに逃げて、どんなに割安に思えても「落ちているナイフ」を掴んではいけません。
このような状況をX(ツイッター)で「S&Pはオワコン」と言われるようになります。そうなると何年も積み立てて含み損を抱えている人が絶望して損切りします。おそらく質問サイトで「もう売ったほうがいいですか?」という質問が増えるでしょう。
投資は自己責任といいますが、問題の本質は「自分で判断できるか」ということです。もちろん判断できない人が損をすることは言うまでもありませんね。
回答2
私はS&P500 ETFの積立をしていますし、これからもアメリカの市場は拡大を続けると考えています。(これまでのペースよりは落ちるかもしれませんが)
投資を始めた時にS&P500を知り、素人なりに色々調べましたが、様々な投資対象がある中でもS&P500はかなりリスクの低い投資だと思います。
投資をしていると自分に合ったポートフォリオというものがありますので、それを組む中でS&P500を排除するという方もいるでしょうが、投資経験のある大半の人はS&P500を自身のポートフォリオに組み込む検討もしくは実際に組み込んでいると思います。
質問分の”みんな”という言葉の意味が投資未経験者も含むのであれば、S&P500を含む投資への理解が浅いからというのが答えでしょう。
少なからずリスクはあるものの、銀行に低い利息で何年も大金を眠らせておくのは賢い選択であるとは言えません。
ですが日本人は投資=怪しいという認識がいまだに強い印象があります。
idecoやつみたてNISAは最近になってやっと知名度が上がってきましたが、それでも知っているだけで始める人はまだまだ少ないです。
S&P500なんて投資に興味が無ければ知らない人が大半でしょうし、仮に知っていても投資に対する知識が無いと怖くて重い腰を上げれないのです。
良かれと思って親しい友人などに「S&P500っていうETFを積立で買っておくといいよ!!」なんて言おう
私はS&P500 ETFの積立をしていますし、これからもアメリカの市場は拡大を続けると考えています。(これまでのペースよりは落ちるかもしれませんが)
投資を始めた時にS&P500を知り、素人なりに色々調べましたが、様々な投資対象がある中でもS&P500はかなりリスクの低い投資だと思います。
投資をしていると自分に合ったポートフォリオというものがありますので、それを組む中でS&P500を排除するという方もいるでしょうが、投資経験のある大半の人はS&P500を自身のポートフォリオに組み込む検討もしくは実際に組み込んでいると思います。
質問分の”みんな”という言葉の意味が投資未経験者も含むのであれば、S&P500を含む投資への理解が浅いからというのが答えでしょう。
少なからずリスクはあるものの、銀行に低い利息で何年も大金を眠らせておくのは賢い選択であるとは言えません。
ですが日本人は投資=怪しいという認識がいまだに強い印象があります。
idecoやつみたてNISAは最近になってやっと知名度が上がってきましたが、それでも知っているだけで始める人はまだまだ少ないです。
S&P500なんて投資に興味が無ければ知らない人が大半でしょうし、仮に知っていても投資に対する知識が無いと怖くて重い腰を上げれないのです。
良かれと思って親しい友人などに「S&P500っていうETFを積立で買っておくといいよ!!」なんて言おうものなら訝しげな表情で「私はちょっと…」と距離を置かれてしまうでしょうし、「いやほんとに良いんだって!買っておくべきだよ!!」などと追撃すれば怪しいマルチに誘ってきているんだと勘違いして縁を切られてしまいます。
回答3
みんなやってます。日本以外では当たり前なのでやってても黙ってるだけです。少なくともアメリカでは2018年の時点で5800万人以上の労働者が401Kを通じてS&P500に連動するファンドに参加しています。8月20日の時点でYear-to-Dateの成績は+5.76%です。
401(k) Plan Research: FAQs.
アメリカだけでなく、他の国々の年金システムも株式か債券に振っているのが分かると思います。現金率が高いのは日本だけですね。
(Image Credit: https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/H_30_04.pdf)
私も401Kに強制参加されるまでは半信半疑でした。質問者さんと同じように「そんなうまい話なんかあるわけない」と思ってました。でも実際に積み立てをする以外に何もせず放置、数年後に口座を見たときにビックリして、そのとき初めて投資に対する考えを改めて自分でポートフォリオを調整するようになりました。家族や親族で投資の正しい知識を持っている人がいなかったので始めるのが遅かったです。
新社会人になったら少額でもいいのですぐに始めるべきです。退職までには間違いなく億越えするはずです。退職金なんてせいぜい数千万円なので、そんなの軽く超えると思います。
あと、年金は死んでしまうと受け取りはゼロですが、積立投資は遺産になります
みんなやってます。日本以外では当たり前なのでやってても黙ってるだけです。少なくともアメリカでは2018年の時点で5800万人以上の労働者が401Kを通じてS&P500に連動するファンドに参加しています。8月20日の時点でYear-to-Dateの成績は+5.76%です。
401(k) Plan Research: FAQs.
アメリカだけでなく、他の国々の年金システムも株式か債券に振っているのが分かると思います。現金率が高いのは日本だけですね。
(Image Credit: https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/H_30_04.pdf)
私も401Kに強制参加されるまでは半信半疑でした。質問者さんと同じように「そんなうまい話なんかあるわけない」と思ってました。でも実際に積み立てをする以外に何もせず放置、数年後に口座を見たときにビックリして、そのとき初めて投資に対する考えを改めて自分でポートフォリオを調整するようになりました。家族や親族で投資の正しい知識を持っている人がいなかったので始めるのが遅かったです。
新社会人になったら少額でもいいのですぐに始めるべきです。退職までには間違いなく億越えするはずです。退職金なんてせいぜい数千万円なので、そんなの軽く超えると思います。
あと、年金は死んでしまうと受け取りはゼロですが、積立投資は遺産になります。この違いは非常に大きいです。
回答4
S&P500のような物を毎月定額分購入することは良いと思います。投資なので絶対大丈夫とは言えないですが。
NISAのデメリットは損失時の損益通算と損失の繰越が不可能なこと。つまり損しても税金が安くなる制度が利用できない。と言う事です。
しかしそれくらいのデメリットで非課税なのはいいです。損すると思っていたら買いませんから。
iDeCoは制度が複雑でお得に見えますが、これは税金の先送りです。先送りした後の方でもその時に税金を支払わなくていい人がいてそれでお得だと勧めているのですが、それが適用されるのは受け取り時に程々迄の収入の人です。
その収入には給料や他の年金やその他の収入が含まれるた上にiDeCoでかけた掛金と利息分も収入になるのです。いろいろややこしい計算はあるのですが単純に言うとそういう感じです。
もちろん元本割れしていた損失がでていた場合でも戻ってくるiDeCoのすべて金額が収入で課税対象です。
恐らく収入の多い人は損するでしょう。そのラインは今現時点ではわかりません。税率も仕組みも変わります。後何十年も後の事ですから。
でも一番怖いのは保険や介護や医療に関わ事です。現時点で介護保険や後期高齢者医療制度があります。これからどういった仕組みになるのかはわからず基準もいろいろ変わります。
その金額設定は収入に応じてが多いです。複数の制度での定額な支払いや医療や介護にかかる費用が収入に応じて高く
S&P500のような物を毎月定額分購入することは良いと思います。投資なので絶対大丈夫とは言えないですが。
NISAのデメリットは損失時の損益通算と損失の繰越が不可能なこと。つまり損しても税金が安くなる制度が利用できない。と言う事です。
しかしそれくらいのデメリットで非課税なのはいいです。損すると思っていたら買いませんから。
iDeCoは制度が複雑でお得に見えますが、これは税金の先送りです。先送りした後の方でもその時に税金を支払わなくていい人がいてそれでお得だと勧めているのですが、それが適用されるのは受け取り時に程々迄の収入の人です。
その収入には給料や他の年金やその他の収入が含まれるた上にiDeCoでかけた掛金と利息分も収入になるのです。いろいろややこしい計算はあるのですが単純に言うとそういう感じです。
もちろん元本割れしていた損失がでていた場合でも戻ってくるiDeCoのすべて金額が収入で課税対象です。
恐らく収入の多い人は損するでしょう。そのラインは今現時点ではわかりません。税率も仕組みも変わります。後何十年も後の事ですから。
でも一番怖いのは保険や介護や医療に関わ事です。現時点で介護保険や後期高齢者医療制度があります。これからどういった仕組みになるのかはわからず基準もいろいろ変わります。
その金額設定は収入に応じてが多いです。複数の制度での定額な支払いや医療や介護にかかる費用が収入に応じて高くなるのです。
長い将来の変化のリスクと日本の経済状況と将来の予測を考えると、iDeCoを始めるのがいいのかはわかりません。しかも手数料が安くない事と途中脱退できない事を考えると私はやらないです。
いろいろ薦めている人もいますが保険料の事まで言及している人は知らないです。
投資は投資です。リスクをキチンと把握した方がいいです。それとどんな情報を得たとしても自己責任です。
以上がQuoraでの問答の内容です。これらは個人の意見であり、必ずしも事実ではないことにご注意ください。
元の質問、回答についてはこちらをご覧ください:https://qr.ae/p221d6
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