要約
質問は、最近の株価下落でインデックス投資で損失が出ている状況で、対策が知りたいというものです。
回答1では、2008年の経験から景気が回復する信念を持つこと、投資を放っておくこと、投資先を分散させることの重要性が語られています。
回答2では、再度投資を検討するか、規律を持って投資を続けることの重要性が指摘されています。
回答3では、含み損と実際の損失との違い、売る・買う・何もしないという選択肢、投資に対する期待値の設定などが説明されています。
回答4では、インデックス投資の歴史やインデックス商品の乱立による影響、新たなインデックス開発の可能性などが述べられています。続きを読む
全体的には、投資先の分散や長期投資、自身の投資目標の再確認が重要であるとアドバイスされています。いますぐに決断するのではなく、慎重に検討することを勧めています。
以下はQuora(クオーラ)というQ&Aサイトの問答の要約と問答のリストです。個人の回答であり、確定情報ではないことをご理解してご覧ください。
インデックス投資(積立なし) をしてます。最近の株価下落でどんどん損してます。どんな対策が有効ですか?
回答1
僕も2008年のリーマンショックのころ似たような経験をしました。それは、毎月の積立金を積み立てる度に元金の一万が8千円、やがて6千円などと目減りして行くのをみて、イライラしながら「俺って何ってバカなことやってるんだ」「何とかせな」と思ってました。それと自分の投資額の残高はあれよあれよという間になんと半分くらいに減少してしまいました。それで債券に投資する手もありましたが、自分の場合「ほおって置いて何もしませんでした。」なるべく自分の投資がどうなってるか見ないようにしてました。
どうして「何もしなかった」かというと、正直「どうしていいかわからなかった」からです。ちょっといろいろ投資の本を読んだりしてみましたが、どこにも納得のいく回答をみつけられませんでした。ただどんなに自分の投資が低迷していても、不景気は永遠には続かないと信じてました。それと人は景気が悪くても、生きていかなくてはなりません。不景気でも結婚するし、学校へ行くし、葬式もあるし、引っ越しするし、消費ではいつかiPhoneを買い替えるだろうし、車も買い替える、子供が小学、中学、高校など進学すれば、いろいろ子供のため学用品、衣類、家具など購入すると考えてました。
「何もしない」というのは間抜けた投資でしたが、やがてブッシュ政権からオバマ政権になって、徐々に株価は回復し、ご存知の空前の好景気となりましたね。
それで、自分の投資は回復し、
僕も2008年のリーマンショックのころ似たような経験をしました。それは、毎月の積立金を積み立てる度に元金の一万が8千円、やがて6千円などと目減りして行くのをみて、イライラしながら「俺って何ってバカなことやってるんだ」「何とかせな」と思ってました。それと自分の投資額の残高はあれよあれよという間になんと半分くらいに減少してしまいました。それで債券に投資する手もありましたが、自分の場合「ほおって置いて何もしませんでした。」なるべく自分の投資がどうなってるか見ないようにしてました。
どうして「何もしなかった」かというと、正直「どうしていいかわからなかった」からです。ちょっといろいろ投資の本を読んだりしてみましたが、どこにも納得のいく回答をみつけられませんでした。ただどんなに自分の投資が低迷していても、不景気は永遠には続かないと信じてました。それと人は景気が悪くても、生きていかなくてはなりません。不景気でも結婚するし、学校へ行くし、葬式もあるし、引っ越しするし、消費ではいつかiPhoneを買い替えるだろうし、車も買い替える、子供が小学、中学、高校など進学すれば、いろいろ子供のため学用品、衣類、家具など購入すると考えてました。
「何もしない」というのは間抜けた投資でしたが、やがてブッシュ政権からオバマ政権になって、徐々に株価は回復し、ご存知の空前の好景気となりましたね。
それで、自分の投資は回復し、あれよあれよという短時間に当初の投資額に戻ったかと思うとさらに上昇をし続け、毎月自分の投資総額(資産)が増えていくのを見るのが楽しくなりました。
僕の場合「結果よし」だったのですが、投資のお金をいつ必要としているかが大切な目安となります。10年とか20年と言った長期なら、あまり心配することはないと思います。
それと分散。投資信託でも景気にあまり左右されないのもの(食料品や基幹産業など)、景気回復期に上昇するもの(子会社、小資本のファンド)、景気とあまり関係なく周期のあるもの(自動車業界など)など、いろいろなファンドに分散し、何割かは安全な債券に投資することです。それと自分が市場が下降時にどんな反応をする、上下動が激しい時に耐えられる投資家かどうかなどの自分の性格や投資目的をよく知ってることです。
先の事は誰にもわかりません。(知ったかぶりで話す専門家こそ眉唾もの。ご注意!)投資するお金がすぐ必要なら、インデックスファンドでも安全とはいえません。でも10年以上あるなら、回復する可能性大です。
ですから、短期の株価の上下動に心を奪われず、長期投資なら「放って置く」か半年に一回とか定期的に自分の投資の様子を見ることをお勧めします。ただし自分の状況や将来の計画が変わった時には投資先の分配を変える(比較的安定している債券の割合をふやす)ことですね。
それにしても、毎月株式が下降している時期に定期的に投資していくのは心理的に大変です。でも下降しているということは、株を底値または安値で買っているとも言えました。ただ、先がわからないので、市場がいつか回復することを祈るしかなかったです。
僕の場合25年以上の投資信託への投資で、ある程度の額になるのに、時間がかかりました。それと増える時はグラフでゆっくり右上がりではなく、あっという間(急激)でした。ですからあせらず、(いつそんな株価の高騰が分からないので)その時が来るの待つしかないと考えます。それまでにはただ、こつこつ貯金(投資)して、あまり市場の動きに神経質にならないことです。それが長年投資信託をして感じていることです。それから放って置くといいましたが、年に一二回は自分の財産がどうなってるか見て、資産を移動させることも大切と思います。そして、ある程度お金がたまったら、税金対策や社会への還元も考えなくてはいけませんよ。
何かお役に立てば幸いです。
回答2
2022年3月19日現在、この数日間で少し戻していますね。
もし、気になってどうしようもないという事であれば、一旦投資を止めたり、投資額を減らしたりするのも、一つの手だとは思います。ただ、あなたが資産形成期で、給料など一定の収入で、日常の支出を賄えるのであれば、続ける方が得策に思えます。
投資の勝ち方は、”スキル”もしくは、”規律”のどちらかでしょうね。
スキルは、かなり人を選びます。また、アクティブファンドの85%の成績がインデックスのパッシブファンドに投資成績で負けているという現状からすると、勝ち続ける人は、ほぼ居ない世界にも思えます。金融界の天才・秀才・専門家が、今は売りだと思って市場に放たれた株数と、同じく天才・秀才・専門家が、今は買いだと思って引き取られた株数が同じだから株価が付くわけです。意思決定者の人数比較はできませんが、株数は同じです。となると、意見はどちらが正しいかは分からない訳です。また、スキルを身に着けるまでの努力は、仕事と違って報われるとは限りません。仕事や労働は、やった分は安い賃金でもプラスですが、投資は、行った瞬間からマイナスもあり得ます。
そういった世界でしのぎを削らなくても、良いのが”規律”です。規律を持って、投資し続けることで、それらの平均値を取れるのがインデックス投資です。平均や標準と言うと、ちょっとダサく感じますが、その手法が生み出されるまでに、多くの
2022年3月19日現在、この数日間で少し戻していますね。
もし、気になってどうしようもないという事であれば、一旦投資を止めたり、投資額を減らしたりするのも、一つの手だとは思います。ただ、あなたが資産形成期で、給料など一定の収入で、日常の支出を賄えるのであれば、続ける方が得策に思えます。
投資の勝ち方は、”スキル”もしくは、”規律”のどちらかでしょうね。
スキルは、かなり人を選びます。また、アクティブファンドの85%の成績がインデックスのパッシブファンドに投資成績で負けているという現状からすると、勝ち続ける人は、ほぼ居ない世界にも思えます。金融界の天才・秀才・専門家が、今は売りだと思って市場に放たれた株数と、同じく天才・秀才・専門家が、今は買いだと思って引き取られた株数が同じだから株価が付くわけです。意思決定者の人数比較はできませんが、株数は同じです。となると、意見はどちらが正しいかは分からない訳です。また、スキルを身に着けるまでの努力は、仕事と違って報われるとは限りません。仕事や労働は、やった分は安い賃金でもプラスですが、投資は、行った瞬間からマイナスもあり得ます。
そういった世界でしのぎを削らなくても、良いのが”規律”です。規律を持って、投資し続けることで、それらの平均値を取れるのがインデックス投資です。平均や標準と言うと、ちょっとダサく感じますが、その手法が生み出されるまでに、多くの時間やコストが掛けられて確立されてきたものです。
資産形成期であれば、長期を視野にいれて、継続して、既に投資した分は、そのままにしておく方が良いと思いますね。
規律を守るために、IDとパスワードをわざと間違って、ログインできない様に、ロックさせてしまう人も居るぐらいですので…
回答3
まず、「どんどん損して」いるとのことですが、現実に立ち返ると、「含み損」が拡大しているだけで、実際に損はしていないことでしょう。
含み損(ふくみぞん)とは決済していない状態での損失のこと(含み益、含み損とは?FX初心者にありがちなダメな考え方 )
あくまでも評価損とも言われる架空の数字です。今、決済すれば現実の損失として具現化します。決済しないうちは、市場の変動に伴って含み損も変化します。
それにどう対処するか、というのが質問となるでしょうが、常に3つの方法があります。売る、買う、何もしない、この3つです。
その前に、重要なことは投資が有効かどうかは、投資家本人が自分で決めることだということです。そうすることができるためには、投資結果に対する期待値を設定して、それを守ることです。儲かればいいというのは期待値にはなりません。利益は何%確保する、損失が何%になったら売るといった具体的な数値を伴ったものです。
さて、3つの選択肢ですが;
売る:損失を確定して撤退するということ。市場変動に一喜一憂するならば、すぐにでも撤退をオススメします。損をするのが嫌だと言ってられません。ただし、自分で損切り(損を確定して、その水準にきたら売る)を判断できる基準を決めておき、それに忠実になるというのもありです。
買う:ナンピン買いという手法があります。
ナンピン(難平)買いとは、保有している銘柄の株価が下がったときに、
まず、「どんどん損して」いるとのことですが、現実に立ち返ると、「含み損」が拡大しているだけで、実際に損はしていないことでしょう。
含み損(ふくみぞん)とは決済していない状態での損失のこと(含み益、含み損とは?FX初心者にありがちなダメな考え方 )
あくまでも評価損とも言われる架空の数字です。今、決済すれば現実の損失として具現化します。決済しないうちは、市場の変動に伴って含み損も変化します。
それにどう対処するか、というのが質問となるでしょうが、常に3つの方法があります。売る、買う、何もしない、この3つです。
その前に、重要なことは投資が有効かどうかは、投資家本人が自分で決めることだということです。そうすることができるためには、投資結果に対する期待値を設定して、それを守ることです。儲かればいいというのは期待値にはなりません。利益は何%確保する、損失が何%になったら売るといった具体的な数値を伴ったものです。
さて、3つの選択肢ですが;
売る:損失を確定して撤退するということ。市場変動に一喜一憂するならば、すぐにでも撤退をオススメします。損をするのが嫌だと言ってられません。ただし、自分で損切り(損を確定して、その水準にきたら売る)を判断できる基準を決めておき、それに忠実になるというのもありです。
買う:ナンピン買いという手法があります。
ナンピン(難平)買いとは、保有している銘柄の株価が下がったときに、さらに買い増しをして平均購入単価を下げることナンピン買い│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券
ただ同じ銘柄にこだわる必要はないと思います。ここではインデックスを対象としているので、分散投資という意味で、別の市場のインデックスを購入するという選択肢もいいと考えます。
下落後に、下落開始水準まで戻るのに相当の時間がかかることは予想されますから、考える時間はたくさんあります。いろいろな選択肢から選ぶことは重要です。期待値の設定もお忘れなく。
何もしない:ただ傍観しても意味がないので、様々な情報に触れて、なぜ市場が下落したのかを把握しておくことは有意義です。期待値がないということだと、いつまで経っても行動に移せないことになるので、何もしないではなくて、期待値を検討して設定するチャンスです。
以上、儲かる手法を期待されていたのならば、期待外れで残念でしたというほかありませんね。
A2A
回答4
●前提知識
インデックス投資というのは、「市場の動きを表す指数(=インデックス)」と同じ値動きをすることを目指して運用する投資手法のことをいいます。
.
具体的には以下のインデックスに連動する商品があります。 ほんの一例です。
.
株価指数
東証株価指数(TOPlX、日本)
JPX日経インデックス400(日本)
日経平均株価 (日本)
ダウ平均株価(米国)
NASDAQ総合指数(米国)
S&P 500(米国)
MSCIコクサイ・インデックス(日本を除く先進国)
FTSEカイガイ・インデックス(日本を除く先進国)
ほかにも、債券指数、REIT、コモディティなんてものインデックスが存在します。
.
●歴史的経緯
さて・・・・インデックス投資商品って実は歴史が浅いのです。
.
学術的に、”大多数の投資信託におけるアクティブファンド運用成果は、インデックスファンドに及ばない。”と学界では知られていたのですが、それを商品化したものがなかった。
そこに目をつけ、1975年12月31日、バンガード・グループの創業者ジョン・ボーグルによって、初のインデックスファンドが設定されたのです。
.
.
なので、日本のバブル当時の有名な笑い話があります。
当時は株式絶好調。 証券会社の支店にずかずか乗り込んできて現金を窓口に積み上げ、”日経平均を買わせろ!”って方がいました。たぶんどこの証券会社もあったはず。
.
バブル弾けてしばらくしても、インデックス投資
●前提知識
インデックス投資というのは、「市場の動きを表す指数(=インデックス)」と同じ値動きをすることを目指して運用する投資手法のことをいいます。
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具体的には以下のインデックスに連動する商品があります。 ほんの一例です。
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株価指数
東証株価指数(TOPlX、日本)
JPX日経インデックス400(日本)
日経平均株価 (日本)
ダウ平均株価(米国)
NASDAQ総合指数(米国)
S&P 500(米国)
MSCIコクサイ・インデックス(日本を除く先進国)
FTSEカイガイ・インデックス(日本を除く先進国)
ほかにも、債券指数、REIT、コモディティなんてものインデックスが存在します。
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●歴史的経緯
さて・・・・インデックス投資商品って実は歴史が浅いのです。
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学術的に、”大多数の投資信託におけるアクティブファンド運用成果は、インデックスファンドに及ばない。”と学界では知られていたのですが、それを商品化したものがなかった。
そこに目をつけ、1975年12月31日、バンガード・グループの創業者ジョン・ボーグルによって、初のインデックスファンドが設定されたのです。
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なので、日本のバブル当時の有名な笑い話があります。
当時は株式絶好調。 証券会社の支店にずかずか乗り込んできて現金を窓口に積み上げ、”日経平均を買わせろ!”って方がいました。たぶんどこの証券会社もあったはず。
.
バブル弾けてしばらくしても、インデックス投資商品が無かったので、
当時の機関投資家が日経平均連動したファンド運用する場合、そりゃあ大変でした。
証券会社の法人営業部に
”日経225銘柄x1億円通し!” = 225億円注文
”XXX50銘柄x3億円通し!” = 150億円注文
:
って注文が毎日何本も入ってきました。 それを当時はバスケットトレードと呼んでいました。
.
このバスケット受発注システムがトラブルともう・・・悲惨。
私、何十億、何百億の注文をぶっ飛ばしたこともあります。
(あのときはほんとすみません・・・今も夢にでてきますw)
225銘柄の中に、システム銘柄という表向きいわれてても実態は紙テープで読み取れさせていてその紙テープが、ジャムるとかありえない運用も裏にはあったのです。
.
.
●人気は乱立につながる
インデックス商品が開発され、バスケット注文をどんどん吸収していく、つまりインデックス商品の純資産額は急増していきます。個人も追従して購入・・・そりゃあこれほど説明しやすい商品だと売りやすいですしね。 証券会社に日経平均くれ!っていうお客さん、Welcome!って感じです。
なんたって、
・初心者でも理解しやすく始めやすい
・運用に掛かるコストが低い
・手間が掛からない
・インデックス・ファンドを購入するだけで分散投資になる
.
そうすると、ひとつのインデックスを使った複数のファンドが生まれます。
当然、視点を変えたあんなインデックス、こんなインデックスと増えていきます。
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まったく異なる独立し相関関係のないインデックスだと全く問題ないのですが・・・
.
例えば、東証一部企業で、日経225、TOPlX、日経400 の主要3インデックスに、
3つに採用されている企業があり
2つに採用されている企業があり
1つに採用されている企業があり
全く採用されていない企業があります。
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そうすると・・・おわかりですよね、
3つに採用されている企業に注文が集中します。
そりゃあそうならないように、株価の妥当性とか勘案して注文比率を調整するものの、どうしても注文いれなきゃならないジレンマは必ず発生します。
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一方で全く採用されていない企業にはファンド資金が流れていきません。
が、インデックス採用されたと同時に、株価が上昇基調に変わります。
市場すごろくで成り上がると株価があがるのはこれが理由です。
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なのである程度、同一のインデックス商品が飽和状態になると、株価が乖離するので、次の新しいインデックスを開発する・・・って話はあります。
日経400なんかも実は・・・っと喋りすぎ。
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●インデック乱開発?
主だった(株式・債券など商品カットの)インデックスは開発されたという意見があります。ならば、新しい着眼点で考えればいいだけ。
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そうですね・・・・可能性としては・・・
経産省が発表している DX銘柄/DX企業。 これなんかは即インデックス化できますね。
あとは、SDGs/ESG企業。これも現在ガイドライン整備中なので、そのうちインデックス化されるでしょうね。
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インデックス投資がどんどん増え続けたらどうなりますか?
そうですね、市場との歪はおきます。歪が大きくならないようAMは努力しますがそれも限界があります。市場はいつも新たなインデックスを求めています。
以上がQuoraでの問答の内容です。これらは個人の意見であり、必ずしも事実ではないことにご注意ください。
元の質問、回答についてはこちらをご覧ください:https://qr.ae/p2sJW0
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