30代でやってよかったこと3つ|ADHDと向き合って、学び直しと“仕事の型”で人生が回り出した

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30代でやってよかったこと3つ|ADHDと向き合って、学び直しと“仕事の型”で人生が回り出した

30代に入ってから、ふとした瞬間に「このままだと仕事がきついかもしれない」と思うことが増えました。

特にしんどかったのが、周りの会話についていけない場面が多かったことです。自分と他人の違いがはっきり見えてきて、仕事でも限界を感じるようになりました。

ただ、結論から言うと、30代でやってよかったことがいくつかあって、そこから状況が大きく変わりました。

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30代でやってよかったことは、この3つ

  • 健康:ADHDと向き合い、医師の指導のもとで改善に取り組んだ
  • 学び:プロジェクトマネージャー資格を取得し、自信を取り戻した
  • 仕事:仕事を「型化」して、より大きな案件に対応できるようになった

一番人生が変わったのは「健康」だった

転機は、かっこいい話ではなく、ただ現実として苦しかったからです。

周りの会話についていけないことが増えて、「努力や根性だけでは埋まらない差」を痛感しました。仕事でも限界が見えてきて、ここで一度、自分の状態を正面から見直す必要があると感じました。

当時しんどかった具体例:会議で聞き取れない→タスクが抜ける

当時特にきつかったのが、会議の場面です。話がうまく聞き取れないことが多く、その結果としてタスクの抜け漏れが増えてしまっていました。

「理解できていない」こと自体もしんどいのですが、仕事としては抜け漏れが増える=信頼や進行に影響が出るので、ここが一番つらかったポイントでした。

会議で特につらかったのは「速さ」と「多人数」

自分の場合、会議で話が聞き取れない原因は、主に次の2つでした。

  • 話すスピードが速い/情報量が多い:前提が一気に流れてくると、理解が追いつかない。
  • 複数人が一気に話す(割り込み・雑談混じり):誰が何を決めたのか、論点がどこに着地したのかが曖昧になりやすい。

この状態で会議が進むと、「理解できない」だけで終わらず、結果としてタスクの抜け漏れにつながってしまいます。

ADHDと向き合い、医師の指導と服薬で改善した

自分の場合、ADHD症状が背景にありました。医師の指導のもとで、治療方針を整え、服薬も含めた支援を受けることで改善しました。

ここは誤解されがちですが、「気合いでどうにかする」ではなく、適切な支援を受けて、自分の特性に合ったやり方へ寄せるという感覚に近いです。

体感として一番変わったのは「頭の回転」

改善してから一番大きかったのは、体感として頭の回転の速さです。

以前よりも素早く考えられるようになり、判断の質が上がった感覚がありました。

改善後:理解が追いつくだけでなく「評価・反論」までできるようになった

改善してから感じた変化は、単に「会議の内容が理解できるようになった」だけではありませんでした。

理解が追いつくようになると、次にできるようになるのが他人の意見を評価することです。

さらに、必要な場面では反論(論点の指摘やリスク提示)もできるようになりました。

結果として、受け身で会議に参加するのではなく、マネージャーとして議論を前に進める仕事ができるようになった感覚があります。

具体的な変化:プロジェクトの炎上を防げるようになった

象徴的なのは、プロジェクトの炎上を防げるようになったことです。

会議で論点やリスクを捉えられるようになると、「あとから爆発する問題」を前倒しで見つけやすくなります。結果として、手戻りや認識ズレの拡大を防げるようになりました。

タスクの抜け漏れ対策:「とにかくメモを取る」

会議後のタスク抜け漏れについては、シンプルですがとにかくメモを取ることが自分には効きました。

メモを取ることで覚えられるようになり、会議の内容や次のアクションが曖昧になりにくくなりました。

※医療に関する内容はあくまで個人の体験談です。困っている場合は専門家への相談が前提だと思っています。


学び直しは「自信」を取り戻す最短ルートだった

健康が整ってきたタイミングで、次に効いたのが学びです。

プロジェクトマネージャー資格を取得しました。国家資格でも最高位クラスの資格を取れたことで、肩書き以上に「やり切れた」という事実が自分の自信になりました。

自信が戻ると、仕事での立ち回りが変わります。言い換えると、同じ仕事でも「受け身」ではなく「自分で選んで動ける」感覚が増えました。


仕事:PMの全工程を見ながら「型」で回せるようになった

PMの守備範囲は「全工程」だった

自分のPM業務は、要件整理からスケジュール、進捗、課題・リスク、品質、ステークホルダー調整、予算、ベンダー管理、チームマネジメントまで、いわゆる全工程に近い範囲を担当していました。

だからこそ、どこかが詰まると連鎖的にプロジェクト全体へ影響が出やすい仕事でした。

当時の詰まりポイント:会議/抜け漏れ/優先順位

  • 会議で理解が追いつかない
  • タスクの抜け漏れ
  • 優先順位づけ(これは今でもしんどい)

優先順位が今でもしんどい理由:ステークホルダーが非常に多い

優先順位が難しいと感じるのは、ステークホルダーが非常に多いからです。

関わる人が増えるほど、「それぞれの正義」と「それぞれの締切」が同時に存在します。するとタスクが単体ではなく、利害・合意・順番の問題になっていきます。

型化の第一歩:上位への報告フォーマットを整えた

仕事を型化するうえで最初に効いたのが、プロジェクト上位(意思決定者層)への報告フォーマットを整えたことです。

上位が知りたいのは「現場の細部」ではなく、意思決定に必要な情報です。そこをフォーマット化することで、報告の質とスピードが安定し、プロジェクトを前に進めやすくなりました。

上位報告はこの4項目(軽い型)で十分だった

  • 進捗:いまどこまで進んでいるか(予定との差分も一言で)
  • 課題:詰まり・懸念・未解決ポイント
  • 依頼事項:判断してほしいこと/承認してほしいこと(選択肢・期限があると早い)
  • 影響:このままだと何に影響が出るか(納期・コスト・品質・関係者など)

効果:説明と承認が早くなった

このフォーマットを整えたことで、体感として一番大きかったのは説明と承認が早くなったことです。

上位が知りたい形で情報を出せるようになると、前提説明に時間を取られにくくなり、意思決定も前に進みやすくなりました。

炎上を防げた理由:「影響」を先に説明する

炎上を防げるようになった一因は、上位報告で影響を先に説明するようにしたことです。

ステークホルダーが多いプロジェクトでは、事実(進捗・課題)を丁寧に説明しているうちに、意思決定のタイミングを逃すことがあります。

そこで順番を変えました。まず「このままだと何が起きるか」(納期・コスト・品質・関係者への影響)を先に示し、そのうえで進捗や課題、依頼事項を整理して伝える。

この順番にすることで、上位が“判断すべき緊急度”をすぐに掴めるようになり、結果として火種の段階で止めやすくなりました。

報告は「節目ごと」:要件確定/重大リスクが出そうな作業の前

上位報告は毎日ではなく、節目ごとに行う運用にしていました。

  • 要件確定のタイミング:ここで意思決定が揃うかどうかで、後工程の手戻りが決まるため。
  • 重大なリスクが発生しそうな作業の前:問題が顕在化してからでは遅いので、火種の段階で「影響」を先に共有して判断を取りにいく。

要件確定時に上位へ必ず承認してもらう4点

  • 体制:誰が何を責任持って進めるのか(不足があるなら、いつ補うのか)
  • 納期:どの期限を守るのか/どこがクリティカルパスか
  • 優先順位:何を最優先にするのか(逆に「後回しでいいもの」も決める)
  • リスク:起きうる問題と、その影響(納期・コスト・品質・関係者)

型化の最初の壁:「面倒」と「周囲がついてこない」

正直、型化を始めた当初は抵抗もありました。

  • 面倒:テンプレを整える手間が先に来るので、短期的には負担が増える。
  • 周囲がついてこない懸念:自分だけ型で回しても、周りが従来のやり方だと噛み合わない。

周囲を巻き込めた理由:効果を見せて、形式を軽くした

ここで自分がやったのは大きく2つです。

  1. まず自分だけで運用して、効果を見せた(説明が速い/承認が早い、という結果を作る)
  2. 形式を軽くした(「進捗・課題・依頼事項・影響」の4項目に絞る)

最初から完璧な型を作るよりも、「上位が判断できる最低限」に絞って回したほうが、結果的に周囲もついてきやすかったです。


20代の失敗と教訓が、30代の土台になった

20代の頃は、失敗もありました。

でも、その経験があったからこそ、30代では「自分の状態を理解して整える」「学びで土台を作る」「型で再現性を上げる」という方向に舵を切れたと思います。

→ 関連:20代の失敗と教訓(内部リンク)

まとめ:30代でやってよかったことは「整える→積む→型にする」

  • 整える:健康(パフォーマンスの土台)
  • 積む:学び直しで自信を取り戻す
  • 型にする:仕事を再現可能にして、扱える案件を増やす

もし今、30代で「きつい」「追いつけない」と感じているなら、まずは自分を責める前に、土台から整える選択肢を持ってもいいと思います。

少なくとも自分は、それで人生が回り出しました。

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