マウス清掃にアルコールは使っていい?OK/NGと安全な拭き方(トラックボール対応)
マウスがベタつく、汚れが落ちない…そんなとき「アルコールで拭いていいの?」と迷いますよね。結論から言うと、使い方を守ればOKですが、やり方を間違えると故障の原因になります。
結論:アルコールは「布に少量」ならOK。本体への直噴射はNG
- OK:布や綿棒に少量つけて拭く → すぐ乾拭き
- NG:本体に直接スプレー/液だれさせる/隙間に流し込む
アルコール清掃が向いている場所
- 外装の皮脂(手の当たる部分)
- ボタン周辺のベタつき
- トラックボールのボール表面(必要な場合)
アルコール清掃を避けたい場所
- センサー窓(強くこすらない)
- 隙間が深い箇所(液が入りやすい)
- ラベルや印字(こすりすぎると剥がれることがある)
安全な拭き方(基本手順)
- 電源をOFF/電池式は電池を抜けるなら抜く
- 柔らかい布にアルコールを少量つける(しみる程度で十分)
- ベタつきがある部分だけをやさしく拭く
- 乾いた布で仕上げ拭き
- 完全に乾いてから使用
トラックボールの場合:支持球にはアルコールより「こそげ取り」が効く
トラックボールの滑り悪化は、支持球(支点)周りの輪っか汚れが原因のことが多いです。この汚れはつまようじでやさしく削り取るのが一番効きます。
やってはいけない薬剤・方法
- 接点復活剤を「スイッチ内部」に流し込む(誤って他部位に回ることがある)
- 潤滑剤で滑りを出そうとする(ホコリが固着しやすい)
- 強い溶剤(素材を傷める可能性)
FAQ
Q. 消毒用アルコール(エタノール)でもいい?
A. 布に少量つけて拭く用途なら問題になりにくいですが、素材や印字によっては影響が出る場合があります。まずは目立たない場所で軽く試すのが安全です。
Q. アルコールで拭いたら白っぽくなった
A. こすりすぎや素材との相性で起きることがあります。強く擦らず、少量で短時間に留めるのがポイントです。

